
甲州バナジウム本舗 |


バナジウム含有富士山天然水が脚光を浴びるに至ったのにはエピソードがあります。その前段階としてまず、約20年程前(1985年前後)に、ミネラルウォーターブーム...俗に言われた、
が起きました。
それまでは水をわざわざ買ってまで飲むことはなかった日本人の間にも、ペットボトル入りのミネラルウォーターが浸透しました。このブームの理由としては、やはり、確実に進む都市開発がもたらす「水道水への不安」が挙げられます。当時の環境庁が「名水百選」と銘打って、全国各地の名水が発表されたのは記憶に新しいことでしょう。
ちなみに、今やバナジウムで知られる富士山の周辺の地域も「名水百選」に選ばれました。
その後、スーパーやコンビニではミネラルウォーターを必ず目にするようになりました。また、各マスコミもこぞって様々なミネラルウォーターを、国内外問わず紹介しました。
しかし、その頃はまだ「バナジウム」という名の付くミネラルウォーターはほとんどなかったと言って良いでしょう。というのも、まだバナジウムを含んだ水が良いだとかいう話どころか、微量元素であるバナジウムの含有量の正確な測定方法すらまだ確立されていなかったからです。
実は、富士山周辺で採取される水にはバナジウムが多く含まれているということ、それ自体はおいしい水ブーム以前から明らかにされていたことなのです。しかし、そのことと人間の体へ与える好影響の関係が、まだその当時は全く分からなかったことや、上述の通り、そもそもミネラルウォータに含まれるバナジウム含有量を正確に測れなかったことなどから、
- バナジウム含有富士山天然水は、20年前に始まった「おいしい水」ブームに、初めから参加することは出来なかった
わけです。
90年代に入り、やっとバナジウムの正確な検出及び含有量の測定方法が開発されました。→富士山周辺で採取される水にはバナジウムが多く含まれていることが発見されてから20年以上も経ったあとのことです。これにより、
- それまで暗礁に乗り上げていたバナジウム(バナジウムを含んだ水)の研究が飛躍的に進みはじめた
ことは言うまでもありません。そして、数々の研究の結果から、
- 生命体にはバナジウムが取り込まれ、しかも蓄積されている
ということが分かりました。つまり、バナジウムは元来私たちの体にとって欠かせない物質の一つであり、それを多く含んだ水等の外部摂取により積極的に体内に取り込むことで、体内のバナジウム残留量を高め、次項で取り上げているような効果が得られる様々な可能性があることが分かったのです。
植物や動物のバナジウム実験により、具体的な研究成果が報告されていくにつれて、バナジウムという名の付くミネラルウォーターが「おいしい水ブーム」に一足遅れて、またたく間に全国で広く知られるようになりました。
また、山梨県の環境科学研究所により、全国各地で取れる水の本格的なバナジウム含有量調査が行われました。
その研究の結果、
- 富士山周辺で採取される水にはバナジウムが多く含まれているということが再確認された
のは勿論のこと、細かく見ていくと、
- 富士山周辺の地域の中でも採取地によってバナジウム含有量に大きな違いが見られる
ということが分かりました。つまり、富士山周辺で採取された水の中には比較的多くのバナジウムが含まれていることに間違いはないが、富士山周辺のどの場所で採取された水であるかによって、バナジウムの含有量は大きく変わってくるということです。これは、
- 採取地の一帯を形成する土壌の状況(歴史や岩・石の種類)の違いにより、含まれるバナジウムの量に大きな違いが出る
からです。
では、一体、富士山周辺の地域の中でも特にどの地域の水が、バナジウムを多く含んでいるのか?
富士山周辺の地域を、富士山を境に西と東に分けます。このとき、富士山の東側には、富士川
(→周辺の川を合せて富士川水系と呼ぶことにします。)
富士山の西側には、相模川
(→周辺の川を合せて相模川水系と呼ぶことにします。)
がそれぞれ流れています。
そして、富士川水系と相模川水系で採取される水に含まれるバナジウムの含有量を比較した場合、
- 相模川水系で採取される水のほうがバナジウム含有量が圧倒的に多い
ということが分かっています。
この違いの理由は何か?
それぞれの水系の土壌の地質にその謎が隠されています。それはズバリ、
- 富士川水系の地質は、バナジウム含有量が少ないとされる「花岡岩」であること
- 相模川水系の地質は、バナジウム含有量が多いとされる「玄武岩」であること
が決定的な理由です。
相模川水系といっても、具体的な地名(採取地)を挙げないとピンとこないかもしれませんので、いくつか挙げておくと、山梨県富士吉田市や、河口湖周辺などです。
今や、巷には溢れるほどバナジウムと名の付くミネラルウォーターがありますが、選ぶ際には、その採取地が一つの指針になるのではないでしょうか?
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