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口コミサイトの「やらせ」問題

口コミサイトの「やらせ」問題がニュース等で取り上げられています。

念のため、口コミサイトについて簡単に説明しますと、、、
ユーザーがお店の利用体験を互いに書き込み合う(=口コミし合う)ことで、
そのお店の評判を共有できるといったサイトサービスです。

具体的には「食べログ」や「Yahoo！知恵袋」などがあります。

例えば、、、
ある飲食店が口コミサイト上に、そのお店に対する好意的な内容、つまり良い評判を投稿するように業者に依頼する・・・この口コミサイトの「やらせ」問題はこういうことです。

このようなことが陰で普通に行なわれてしまっているとすれば、口コミサイトの価値が根底からひっくり返ってしまうといっても過言ではないでしょう。

さて、「ステルスマーケティング」、略して「ステマ」というマーケティング手法があります。
口コミを装っていわば消費者をだますような手法のことです。

本来、「口コミ」と「ステルスマーケティング」は似て非なるもの。

前者は、一般消費者が営利的な意図無しにただ純粋に感想を言い伝えるもの
後者は、何かしらそのお店に関わっている人物が意図的に評判を広めるもの
です。

口コミサイトがステルスマーケティングの温床になってしまっては元も子もありません。

純粋な気持ちでブログやフェイスブックに、「ここのお店、良かったですよ〜。」と書いただけなのに、「それステマ？どっかからお金もらってるの？」などと疑われるような時代になってしまうのであれば、本当に切ないですよね。

ネットサービスに限らず、世の中のどんなサービスにおいても、ユーザーの信頼を損ねてしまうことが一番の死活問題。

法整備やコンプライアンス含め、口コミサイト業者に是非改善を期待したいと思います。