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事業者が考えるキーワードと見込み客が考えるキーワード

今回はSEO(検索エンジン対策)に関わる内容のコラムです。
このコラムのタイトル、「事業者が考えるキーワードと見込み客が考えるキーワード」と聞いて、「はて？」と思った方もいれば、「あっ！」と思った方もいるかと思います。

ということで本題に入りたいと思います。

お店や企業のホームページ立ち上げに際して、どのような検索キーワードに対してSEO(検索エンジン対策)を図るか？
これは非常に重要な問題です。

さて、みなさんはどのように対策キーワードを選定していますでしょうか？

一番よく言われるのが、グーグルのキーワードアドバイスツールの活用でしょう。
キーワードアドバイスツールとは、キーワード検索使用回数や一般のユーザーが利用する検索キーワードの組み合わせの実情を調査できる無料ツールです。

このツールの活用により、思いつけなかったターゲットキーワードを発見できることが期待できます。

その一方で、自分の意図とはかけ離れたキーワード候補ばかりが並び、あまり参考にはならないケースもあるかと思います。
というのも、キーワードアドバイスツールは、あくまで、ユーザーが入力したキーワードを基にそれに関連する使用回数の多いキーワードをいわば機械的にリストアップしてくれるツールです。
したがって、ユーザーが入力したキーワード自体が「あいまい過ぎる」「見当違い」等の問題があれば、なかなか有効な発見に至ることはできません。

さて、ここで言えることは！？

それは、キーワードアドバイスツール等のツールに頼るだけではなく、自身の内省や、見込み客の気持ちになってのキーワード検討も非常に大切であるということ。
キーワードアドバイスツール上において、使用回数が多いと表示されているキーワードは、実はその検索のほとんどが事業者つまり当事者たちによるものだった...なんてこと、意外とよくある話です。
数字上はあまり目立たないけど、実は対策をとるべき重要なキーワードはざらにあります。
そして、それを判断するのは、最終的にはキーワードアドバイスツールではなく人間です。

一般ユーザー(見込み客)が使いもしない専門用語や業界用語に対して、必要以上にSEO(検索エンジン対策)を図ってしまってはいませんか？
一般ユーザー(見込み客)の気持ちになってキーワード選定していますか？

これまで、キーワードを根本的に見直し大きく飛躍したサイトを沢山目の当たりにしてきました。

事業者が考える検索キーワードと見込み客が考える検索キーワード。
このギャップをいかに無くすか。

これは、SEO(検索エンジン対策)の技術云々の前に、しっかり考えるべき問題だと言えます。