ホームページ制作 福岡

良いところは盗みつつも、いかに差別化を図るか？

自社ホームページを作ろう(orリニューアルしよう)と思い立った時、まず参考にしようと思うものは、やはり、競合他社のホームページではないでしょうか？

一体、競合他社がどのようなホームページデザインで、どのようなページ構成で、どのようなアクセスアップ対策を図っているのか。
それらを調べるには、実際にネットサーフィンをして、各社のホームページをくまなく閲覧してみるのが手っ取り早いですよね。

このとき、ホームページ制作という仕事をしていてよくいただくのが、
「(なんとなく)ここのホームページと同じ感じで制作してほしい！」
というご要望です。

勿論、初期のお問合せ段階や見積段階では、そのように実際の参考サイトを挙げる方法でご要望をお伝えいただくことは、制作サイドにとっても、漠然とどのようなご希望やご意図をお持ちなのかを汲み取りやすいので、助かると言えば助かります。

しかし、いざホームページを制作するとなった際には、参考サイトは踏まえつつ、つまり良いところは盗みつつも、そこから一歩二歩踏み込んで、いかにそのお店や企業ならではの良さやオリジナリティーをPRし、他とは差別化が図られたホームページをいかに実現できるかどうかがポイントになります。

そもそも、同業種の他社ホームページだけを参考にするのはナンセンスです。むしろ、他業種のホームページ、さらに言えば、ホームページという媒体にこだわらず、様々な媒体からもヒントを得ようとする姿勢があれば尚良しでしょう。

デザイン面やコンテンツ面、ありとあらゆる面で差別化を図る余地は十分にあり得ます。とかく日本人というのは、周りの風潮に流されるというか、周りのやり方に合わせる傾向が強いと言われています。
しかしそれでは、大勢の中の一人(一社)になり、埋もれて行くのがオチです。

「うちの店(会社)には差別化を図れるような売りなんて無いよ！」
というお声をよく耳にしますが、そのお店や会社ならではの良さや珍しい点等、何かしらのアピール要素が眠っているはずです。

どうしても思い当たらない場合は...これは検索エンジンのテクニック的な話になりますが、例えば、誰も狙わないような、でも貴店(貴社)の商材やサービスの利用と関連がありそうな、そんな、いわゆるニッチ(隙間)なキーワード対策(SEO対策)を図るのも一つの手です。

あらゆる業界において提供サービスが多様化し、一言で差別化と言ってもなかなか難しい世の中です。しかし、一見同じに見えても、ビジネスのやり方やポリシーは、意外と大きな違いがあったりするものです。

ホームページの新規制作、又はリニューアルに合わせて、よそではやってない圧倒的な差別化の図られた新しいサービスやオプションを思い切って始めてみる、なんてのもありではないでしょうか？
ホームページがキッカケで、事業に新しいスパイスが加わった！なんてことは、ホームページ制作者冥利に尽きることですw